okuda (6)

2017.10.10

06_入社2年目、デジタルマーケティング担当になる。【MAツールの選び方編】

皆さまこんにちは!北斗社のオクダです。
大学新卒・現在入社3年目の24歳。ディレクターとして勉強の日々を過ごしています。

 

このシリーズでは…

入社2年目にして突然、

  • マーケティングオートメーションツールの導入及び運営
  • オウンドメディアの新規開設及び運営
  • メールマガジンの作成及び配信

を投げつけられた一社員の、苦悩と試行錯誤の軌跡をお伝えしてまいります。

 

  • SEO向上、Webサイトからの問い合わせを増やしたい
  • 自社でオウンドメディアの運営、メールマガジンの配信を考えている
  • マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)導入を考えている

 

上記のようにお考えの方々へ、少しでも参考になればという建前と、

「私頑張ったでしょ」をアピールしたいという少しの本音を携えて

MAツールを導入し、本ブログを立ち上げるまでの経験を綴ってまいります。

 


 

 

前回は、MAツールを導入し、実際に触ってみてわかった「できること」をご紹介しました。

今回は少し立ち戻って、「どのMAツールを使うべきなのか?」を考えてみたいと思います。

 

★特別企画! 国内外でよく知られるMAツールを一挙ご紹介します!

※2017.10現在の情報です。各社変更の可能性がございますのでご注意下さい。
※記載情報は自社調べです

 


 

◆Oracle Marketing Cloud(旧 Eloqua)


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マーケティングオートメーションサービスでは先駆者であるカナダEloqua社を米国Oracle社が買収。

  • 高度なリストセグメント機能を持ち、顧客の属性、施策に対する反応などでスコアリングして16段階にセグメンテーション、見込み顧客を育成していきます。
  • どのキャンペーンが誰に効果があったのか、スコアリング結果のわかりやすいレポートが魅力。
  • 幅広い機能が備わっている一方、使いこなすための高度な経験とITスキルが求められます。
  • 社内にテクニカルな技術領域に対応できる専任マーケターが必要。
  • 完全な外国製品のため、日本市場に見られる独特のマーケティング施策への対応などが十分でないと言われます。
  • 導入サポートを代理店に依頼するケースが多く、代理店の選定もポイントとなります。

初期費用 要問い合わせ
ランニングコスト 2,000米ドル~4,000米ドル
https://www.oracle.com/jp/marketingcloud/index.html

 

 

◆Marketo

 

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世界で4500社以上に導入実績がある米国大手のマーケティングオートメーションベンダー。
2014年に日本支社設立、日本語対応。

  • BtoB領域において幅広い業種で採用されています。
  • SanSanやSalesforceとの親和性が高く、アカウント数ベースでの料金体系で比較的低コストで運用可能。
  • フォーム作成時などクリエイティブ面の柔軟性も魅力。
  • 単体ではカバー領域が限定的で、統合型マーケティングを実現するには他ツールの導入が必須とされます。
  • 基本的なサポートは機能の使い方などのレクチャーが中心なため、
    社内運用できない企業は、代理店やコンサルタントに外部委託するケースが多いようです。

初期費用 0円〜(レクチャーを付加する場合は有料)
ランニングコスト スパークタイプ:143,400円/月〜
スタンダードタイプ:215,400円/月〜
https://jp.marketo.com/

 

 

◆Adobe Marketing Cloud

 

Adobe

Illustrator、Photoshopなどクリエイターツールの雄、Adobeが提供するMAです。

  • Adobe Analytics、Adobe Targetなど8分野で企業のマーケティングソリューションを提供。
  • 顧客へのエンゲージメントにこだわり、高度にパーソナライズさせた施策を打つことができます。
  • コンサルティングサービスにより、導入企業におけるマーケティングの強みや弱みを把握することも可能。
  • Photoshopで作成した画像をそのまま営業メールで利用できるなど、Adobe製品を利用している企業はメリット多し。
  • 元々Omuniture Web解析ツール、Webコンテンツ管理 Day Software、キャンペーン管理 Neolaneなど
    複数のマーケティング関連ツールを買収して完成したサービスのため、全シリーズを導入すると
    統合型マーケティングが実践できる半面、コストが高騰してしまうデメリットも。

初期費用   要問い合わせ
ランニングコスト 要問い合わせ
http://www.adobe.com/jp/marketing-cloud.html

 

 

◆Pardot

 

pardot

Salesforceが提供しているMAツールで、2014年から日本展開しています。

  • SalesforceのSFAを既に導入している企業にとって、導入・連携が簡単です。
  • 迅速にイベント名刺をMA活用できるため、イベント後も早急に見込み顧客にアプローチすることができます。
  • 日本語対応しておらず、スコアリング機能も限定的、分析機能もほとんどありません。

初期費用 0円
ランニングコスト スタンダードタイプ:118,000円/月
プロタイプ:236,000円/月
アルティメットタイプ:355,000円/月

https://www.salesforce.com/jp/products/pardot/overview/

 

 

◆HubSpot

 

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インバウンドマーケティングを提唱する企業で、世界45カ国の約6,000社にツールを提供しています。

  • CMS機能に優れ、主にリードジェネレーション(見込み客の獲得)領域に強みを持ちます。
  • インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティングの実践をしていく際にも力強い効果を発揮します。
  • インバウンドマーケティングに重きを置いており、リードジェネレーションには力を発揮する一方、見込み客育成機能は手薄と言われます。
  • また日本語対応していないため、日本語のマニュアルが必要です。

初期費用 0円
ランニングコスト 24,0000円~288,000円
http://www.hubspot.jp/

 

 

◆リストファインダー

 

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株式会社イノベーションが提供。

  • 月額3万円からの比較的低コストで国内導入実績700社以上、とトップシェア。
  • 操作画面もシンプルで使いやすく、高度な専門知識がなくても初めてマーケティングツールを使う企業に向いていることから支持されています。

初期費用 100,000円
ランニングコスト 30,000円~
https://promote.list-finder.jp/

 

 

◆シャノン

 

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展示会やイベントの受付管理システム開発を行う株式会社シャノンが運営。

  • イベント、セミナーなどオフラインマーケティング活動の管理が特長。
  • イベントごとの単発利用も可能で、費用は18万円~。
  • 単体では分析・解析機能がなく、効果検証を行うためには連携しているTableauや他の解析ツールを導入する必要があります。

初期費用 25,000円
ランニングコスト 25,000円~265,000円
http://www.shanon.co.jp/marketingautomation/

 

 

Kairos 3

 

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2012年に株式会社ビジネスブレークスルーの支援を受け創業。

  • なんといっても価格の安さが特長、1桁安いスモールスタートが可能となります。
  • 低価格にもかかわらずメール配信機能やセグメント機能・スコアリング機能といったマーケティングオートメーションに必要な機能を備え、容易に導入が可能です。
  • セグメント・スコアリング機能共に粒度が粗くシナリオ設計機能がオプション、分析機能も少ないなど、スコアリングなど本格的なMAをやりたい企業には物足りないかも。

初期費用 10,000円~
ランニングコスト 5,000円~120,000円
https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

 

 

◆SATORI

 

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2015年創業のSATORI株式会社が提供。

  • 問い合わせ後の実名顧客はもちろん、問い合わせ前の匿名客にアプローチするアンノウンマーケティングに特化、リードジェネレーションに強い。
  • プライベートDMPを搭載しているためメール配信だけでなく多様な広告配信、プライベートDMPで集めた広告データと紐づけたアプローチが可能。
  • 分析機能がほとんどないためGoogle AnalysticsといったWeb解析ツールとの併用が必要。
  • SalesforceのSFAと連携できないため顧客管理が少々不便とも言われます。

初期費用 100,000円~
ランニングコスト  100,000円~
https://satori.marketing/

 


 

MAツールをどのように選べばよいのか?

=『コスト』と『機能』、そして『自社リソースで使いこなせるか?』

 

各ツールを調べ、比較してみると、一口に『マーケティングオートメーションツール』といっても
BtoCに強いもの、BtoBに向いているもの、そして大規模向けから中小規模向けまで、
さまざま存在することがなんとなくわかりました。

 

そしてその特長、機能も細かく違いがあるようです。

 

その上で、選定のポイントとしては大きく2つ

 

1. 導入コストが安いこと
2. 自分たちが使いこなせること

 

に絞りました。

 

 

1. 導入コストが安いこと

 

BtoB企業は、BtoC企業のようにWebから直接売り上げが上がるわけではありません。

 

あくまで問い合わせをもらったり、営業の効率化をする程度の効果があればよいと考えると、
「費用対効果」の面から見てもあまり高いものを導入しても・・・、となります。

 

高いのじゃないと使えない、効果が無いのでは?とも思いましたが、よくよく調べてみると、
実はそうとも限らないということがわかりました。

 

 

2.自分たちが使いこなせること

 

前述の通りさまざまなMAツールがあり、それぞれ多種多様な機能が備わっていますが、
備わっている機能が現実的に使いこなせる範囲なのか?

 

マーケティング専門部隊がいるような企業様ならともかく、私たちの組織では全てを使いこなすことは
スキル面でも、リソース面でも、かなり難しいことが容易に想像できます。

 

例えば、「見込み顧客をスコアリングしてナーチャリングのフルオートメーション化を実現しよう」と欲張ると、

 

「まずはペルソナを設定して、カスタマージャーニーマップを作成して、
Webサイトのキーコンテンツを分析してスコアリングのルールを策定し、
タイミングに合わせた各種コンテンツを制作して…

 

とツール導入前にやることが山積みになってしまい、それからにしよう・・・では遅すぎます。
今回のミッションは『まずはMAを実践してみる』という事でした。

 

ですので、

 

やりたいことを明確にする。そのために必要十分なツールを選ぶ

 

という方針でツールを選択することにしました。

 

初歩段階ではまずはメール配信と、その配信ユーザーのWebへの回帰率、
誰がいつどのページに回帰したか、までがわかればよく、
そのために必要な機能が最低限備わっていて、かつ使いやすいものはどれ・・・?

 

その結果、弊社ではカイロスマーケティング株式会社の「Kairos3」を導入することにしました!

 


 

多機能だからという理由で導入しても、実際に運用するスタッフの人数や時間、
知識が足りなくて、使いこなせなくては意味がありません。

社内で確保できるリソースやWebマーケティングレベルに見合った機能のツールを選びましょう!

 

次回はいよいよ最終回!

今まで色々学んできたことをお伝えしましたが、「実際には何をやったのか?」と「実施の際の注意点をお伝えします。

 

お楽しみに!

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